日記

心のままをここに記す

大運動会

ハルはビリだった。圧倒的に最下位だった。

練習をするたび何度もその苦汁を舐めてきたのだろう。

つらかったはず。

練習期間は足が遅い、デブ、とやじられもしたようだ。

あれほど徒競走で遅ければ、それは行きたくなくなるはず。

最下位になることがわかっていても、本番に臨みに鈍足を露呈してがんばった。

これには感動した。

負けて、負けて、何度も負けて、本番でもやっぱり負けるとわかっていたけど、それでもやり遂げたその勇気に泣きそうになった。